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無痛分娩に関する重要なお知らせ


第1回目の日本産科婦人科学会から無痛分娩の提言を受け、当院では平成27年3月19日に以下の考え方を示しました。
>>無痛分娩の日本産婦人科学会からの提言および当院の考え方

その後、平成29年4月16日に行われた第69回 日本産婦人科学会学術講演会に参加した際、以下のような緊急提言がございました。



“無痛分娩に十分な医療体制を”日本産婦人科学会が緊急提言

麻酔を使って陣痛を和らげる「無痛分娩」について日本産婦人科学会は、麻酔によって死亡した例があるなど通常の分娩と異なる管理が求められるとして、医療機関に対し無痛分娩を行う際には十分な医療体制を整えることを求める緊急提言を行いました。無痛分娩について、こうした提言が出されるのは初めてです。

この緊急提言は16日、広島市で行われた日本産科婦人科学会で三重大学の池田智明教授が発表したものです。

研究班では、去年4月までの7年間に報告された妊産婦の死亡例298人を分析したところ、脊椎への注射で麻酔をかけて無痛分娩を行っていた死亡例が13人あり、このうち1人が麻酔による中毒症状で死亡していたということです。また、羊水が血液に入る症状や大量の出血が起きたケースもありました。

このため緊急提言では、無痛分娩は麻酔によってまれに重大な合併症が出るほか、赤ちゃんを引っ張って出す処置が必要なケースが増えるなど通常の分娩とは違った管理が求められると指摘し、無痛分娩を行う施設に対して麻酔による合併症や出血などに確実に対応できる体制を整えることを求めました。

無痛分娩についてこうした緊急提言が出されるのは初めてです。研究班では、今後、産科医や麻酔科医と共同で無痛分娩を実施する際のチェックリストを作り、産科医に対し講習などを行っていく方針です。

池田教授は「無痛分娩を望む妊婦が増えているが、実施の際には緊急の状況に対応できる技術と体制を整えることが重要だ」と話しています。



当院でも無痛分娩をご希望される方は年々著しく増加しており、過去に日本産婦人科学会が行った提言をもとに老木基子麻酔科専門医をはじめ、複数の医師やスタッフによって体制を整えてまいりましたが、この度の緊急提言により当面の間は当院での無痛分娩の中止いたします。

なお、現在通院中の方で無痛分娩をご希望の方には医師より説明がございますので、来院時にお申し出くださいませ。


平成29年4月17日
老木レディスクリニック



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